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B&G兵庫ジュニア海洋クラブ

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2021 活動レポート

2022.2.9-13

2022年JODAナショナルチーム最終選考会 result album

2月9日-13日愛知県蒲郡市・豊田自動織機海陽ヨットハーバーで「2022年JODAナショナルチーム最終選考会」が開催されました。この大会はオプティミスト級の国際大会に出場する日本代表ナショナルチームを決める選考会で、2021年度全日本選手権上位40名と、タイでのアジア選手権のため全日本選手権に出場できなかった選手4名の合計44名が出場しました。兵庫ジュニアからは、瑠海、蒼士、心優、陵、巌、太郎、絵麻、翔伊の8名が最終選考会に出場しました。
選考初日は朝から雨が降り、風も弱く陸上待機となりました。午後から吹いてきた北西風で2レースがおこなわれました。2レースを終えて、蒼士が1位で首位に立ち、10位/瑠海、16位/心優、19位/巌、22位/太郎、27位/絵麻、30位/翔伊となりました。
選考2日目、午前中は軽風でしたが、午後から北東風が吹き上がりガストで20ノット近くまで上がる最高のコンディションで4レースがおこなわれました。風がしっかり吹いていたため、実力のある選手が確実に上位に上がってきました。2日間6レースを終えて、5位/瑠海、8位/蒼士、11位/陵、18位/心優、21位/巌、22位/太郎、24位/絵麻、33位/翔伊となりました。
選考3日目は風が弱く、午前中は風待ちとなりました。午後から吹き出した北西風でレースが始まりましたが、不安定な風で難しいレースとなりました。第7レースでは、上マーク1位/蒼士、2位/絵麻、3位/太郎と兵庫勢が制圧する場面もありました。中でも蒼士は、3レースとも上マークをトップ回航する圧巻の走りでした。第9レースでは44艇中12艇がスタート失格(BFD)となる波乱もありましたが、心優が1位でフィニッシュ。3日間9レースを終えて、3位/瑠海、6位/蒼士、13位/心優、14位/陵、17位/太郎、19位/絵麻、24位/巌、28位/翔伊となりました。本選考は、合計10レース以上の実施で2レース分の失点がカットされます。最終日に1レース以上おこなわれれば、順位が変動する可能性が大いにありました。
そして最終日、冷たい雨が降る中、1レースのみがおこなわれました。4日間合計10レースを終えて最終成績は、3位/瑠海、4位/蒼士、13位/心優、14位/陵、17位/太郎、20位/絵麻、23位/巌、27位/翔伊となりました。瑠海と蒼士はトルコ・ボルドムでの世界選手権、心優、陵、太郎は韓国・ヨスでのアジア選手権の日本代表ナショナルチームの内定を受けました。国際大会での兵庫ジュニアの活躍を楽しみにしています。
今大会では、全ての選手、大会関係者に抗原検査が義務付けられました。感染対策を徹底し、万全の体制で大会開催にご尽力くださった大会関係者の皆さま、ご指導いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 /M.Doust


2022.1.8-10

第4回SAILFAST CUP result A B album

2022年1月8日(金)~10日(日)の3日間で、「第4回SAILFAST CUP」が愛知県蒲郡市にある豊田自動織機海陽ヨットハーバーで開催されました。エントリーは、Aクラス50名、Bクラス6名、兵庫ジュニアからはAクラス9名の選手がエントリーしました。結果は、Aクラス、5位/瑠海、12位/心優、14位/翔伊、20位/蒼士、24位/巌、25位/絵麻、26位/陵、27位/太郎、40位/和也、48位/俊忠。
3日間通して北西の風が入り、蒲郡沖合の三河大島の影響を受けたレース海面でした。風速2~8mで、計10レース成立しました。
今回、2次選考会出場予定の44名のうち40名が参加したハイレベルな戦いになりました。本レースは選手各艇にGPSトラッキングシステム(TracTrac)が搭載されており、レース中の航跡が記録されています。大会HPから閲覧することができるようになっています。
最後に、本大会の主催を頂きましたSAILFAST様、レース運営にご尽力いただきました皆様に御礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。/平野


2021.11.20-23

第53回全日本オプティミスト級セーリング選手権大会 result album

大分県別府市のササキコーポレーショングループ別府北浜ヨットハーバーで2021年11月20日~23日の日程で開催されました。 昨年同様、80名1フリートに絞られたきびしい出場枠の中、兵庫ジュニアからは西日本選手権を勝ち抜いた巌、瑠海、心優、陵、和也、太郎、絵麻、翔伊の8名の選手が参加しました。
大会初日、選手達は無事に計測を終えることができました。入念に準備してきたので全員がトラブルなく計測を終えることができました。ホッと一安心です。 そして澄み渡る青空の元、OPのセールが並ぶバースをバックに素敵な広場で開会式が行われました。昨年は感染対策のため簡素化されて開会式が行われたので、私自身は始めての開会式でした。 昨年入賞者のトロフィーの返還や選手宣誓、田中令江副会長や来賓の皆様の御挨拶・激励など全日本選手権の重みを感じる素晴らしい開会式でした。
今回は4日間で10レースが予定されていました。けれど初日・2日目は天気予報の通り風が弱く風向も安定しなかった為レースは出来ませんでした。 長い待ち時間の中でも子供たちはボール遊びやトランプなどで他のクラブの選手達とも交流を深め、上手く時間を楽しんでいました。 機転を利かして選手達に海洋ゴミ(マイクロプラスチック)の問題についての講義や実践的なルール講習会を実施して下さり、とても有意義に過ごすことができました。 残りの2日間は風が上がる予報だったので、開始時間を前倒しして4+3レースの合計7レースを実施の方針が伝えられ、中澤コーチの指導の元、選手達はレースへと気持ちのスイッチを切替ました。
3日目いよいよレースが始まりました。予想していた北々西の風。ガストがとても強く、想像以上に風の強弱があるタフなコンディションのレースになりました。 予定通り4レースが行われました。1R目は瑠海が2位でフィニッシュ。巌(シングル2回)、心優(シングル1回)、陵、絵麻(初出場)も常に上位で展開しうまく順位を揃える走りをしました。 フルハイクで駆け上がってくる選手達を見ていてワクワクしました。ハルのトラブルやペナルティーターンなどのケースも多く、たくさんの問題もありましたが、兵庫の選手はほとんどが前半分以内にいる順調なスタートでした。 4レース目までの成績は巌-8位、心優-10位、陵-14位、絵麻-16位、瑠海-22位、翔伊-26位、太郎-30位、和也-51位でした。
最終日は3レースが行われました。昨日と同じタフなコンディションです。5R目は巌が4位、心優が9位。6R目は巌4位。7R目は瑠海2位の好成績。陵も上位をキープ。太郎、翔伊も前日より健闘しました。初出場の和也は6R目14位で大健闘しました。 全員が大きく落とすことなく実力を発揮したレースをしていたと感じています。選手達はレース中にも上達しているのが良くわかりました。みんな力の限り戦っている姿は本当に素晴らしいと思いました。良く頑張っていたと思います。
最終成績は巌選手が総合6位、心優選手は女子3位で表彰されました。巌選手、心優選手、おめでとうございます。瑠海は11位、絵麻(初出場)は19位、陵は21位、翔伊(初出場)は26位、太郎は29位、和也(初出場)は45位となりました。 閉会式では上位入賞者が表彰され、来年2月に行われるナショナルチーム選考会に参加できる現時点での有資格者が発表されました。みんな気持ちを新たに次の目標に向かってセーリングに取り組んで欲しいと願っています。
最後になりましたが、コロナ禍の難しい状況の中で選手達の希望の大会を実現・開催して頂いた日本オプティミストディンギー協会、運営頂いた大分県セーリング連盟、B&G別府海洋クラブの皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。/藤田


2021.11.6-13

2021 Optimist Asian & Oceanian Championship/アジア&オセアニア選手権(タイ/パタヤ) result fleet teamrace album

2021/11/6~13に、パタヤのRoyal Varuna Yacht Clubで開催されたアジア・オセアニア選手権に、藤田蒼士(中2)が参加してきました。 コロナ渦での開催ということで、まずは入国準備から大変で、入国許可がおりたのが出発の4日前というギリギリの状態でした。 バンコクの空港に到着すると、防護服の人ばかりで、まだまだコロナの感染状況が厳しいのだなと感じました。ホテルに到着してすぐPCR検査を行い、結果がでるまでは部屋で待機しました。次の日、全員の陰性結果を受け、ハーバーに向かい、チャーター艇を受け取り、午後から少し練習を行い、初日は終了しました。
大会期間前は、昼食がついていなかったので、ハーバーで注文すると、キッチンのミスがあり、アレルギー症状が出てしまいました。大事には至りませんでしたが、やはりアレルギーがある子は、海外では食事に注意しなければいけないと再認識させられました。 5日の夜、チームメンバーのうららの誕生日ということで、サプライズでバースデーケーキを用意して、みんなでお祝いしました。
いよいよ開会式です。大会参加者の中で最年長ということで、たくみが旗の掲揚係をまかされ、みんな日ノ丸グッズを身につけ、ハチマキや扇子を、他国の選手と交換したりして、楽しみました。


レース1日目は、風が不安定な中、3レースが行われました。1レース目から、目標としていたシングル(8位)が取れ、幸先がいいと思いましたが、選手達が帰ってくると、蒼士とたくみがプロテストをすると!今回の大会は、ペーパーレスで、全てオンラインで行う方式だったので、慣れない英語での説明の上に、入力の仕方も初めてで、時間内に送信できるか、慌てました。抗議の席には、後藤コーチが同席してくれましたが、後から話を聞くと、二人ともかなり緊張して、日本語での説明もおかしくなるぐらい、緊張していたようですが、なんとか自分の主張をすることができたのは、貴重な経験になったと思います。
レース2日目は、2レースが行われ、2レース目には、ゼネリコの後ブラックフラッグが上がり、再度ゼネリコ!掲示板には蒼士とけいご、他4名の選手のナンバーが。。。この時点でアジア3位の位置にいたので、ガックリしたところ、まさかの「no penalty」の掲示があがり、二人ともレースに参加でき、今度はクリアスタート。その後、トルコの選手とトップ争いになり、Live配信の解説の人からは、3407がコールされましたが、結果は僅差で2位となりました。見守っている立場としては、気持ちが急降下からの歓喜と、ジェットコースターのように、ドキドキする1日となりました。
次の日は、チームレースです。川のようなすごい潮の流れの中、途中日本対日本の組み合わせもありましたが、どちらのチームも残念ながら早々に負けてしまいました。優勝は来年ワールドが開催されるトルコ、そして2位は開催国のタイチームでした。
レース4日目は、体格の大きい選手が多い日本チームが待っていた風がやっとふき、1レース目はごうが5位、2レース目はたくみがトップ回航をしましたが、惜しくも2位となりましたが、たいしも9位とシングルが続き盛り上がってきたところ、3レース目でまたゼネリコからのブラックフラッグ。そして、蒼士1艇のみBFD。本人は納得ができずに、ビデオ判定を依頼したところ、スタート時のリコールではなく、1分前でのリコールだったことがわかり、自分の失敗を納得して、気持ちを切り替えて、最終日のレースを迎えることとなりました。
最終日の1レース目も、またもゼネリコからのブラックフラッグ。前日の悪夢がよぎりましたが、今回はUSの1艇のみで、蒼士は3位フィニッシュ! そして、泣いても笑っても最終レース。Live配信の画面を食い入るように見ていると、蒼士ともう1艇が、すごくいいスタートをしたのが見えましたが、良すぎてまたリコールしたのではないかと不安の中、後藤コーチからリコールはインド1艇の連絡が。
結果、最終レースも3位でフィニッシュし、最終結果、総合4位、アジア2位となり、表彰台に立つことができました。 今回の結果は、いつも教えていただいているコーチの皆様、サポートいただいている兵庫ジュニアの皆様、一緒に切磋琢磨をしながら練習をしている選手みんなのお陰だと思います。また、梅野さんも、天国から見守ってくださっていたと思います。
最後に、コロナの状況が厳しい中、選手達の為に今大会を開催してくださった大会関係者の皆様、海外派遣を決断してくださったJODAの皆様、後藤コーチ、日本チームの皆様に、感謝したいと思います。本当にお世話になり、ありがとうございました。/藤田


2021.11.6-7

第35回小沢吉太郎記念少年少女ヨットレース大会 result A B album

2021年11月6日(土)~7日(日)の2日間で、今年度、東京オリンピックのセーリング競技会場となった神奈川県藤沢市江の島ヨットハーバーで開催されました。エントリーは、Aクラス54名、Bクラス13名、兵庫ジュニアからはAクラス9名の選手がエントリーしました。結果は、Aクラス、4位/瑠海、8位/心優、15位/絵麻、25位/和也、32位/稔八、37位/葵、40位/俊忠、45位/巌(2日目のみ参加)、53位/陵(諸事情により不参加)。
1日目、天候はくもり、雲の切れ間から富士山が見えました。レース海面は、風速は1~5m、風の振れがあり、大きく伸ばしすぎるとヘッダーで順位を落とてしまう局面がありました。1日目は3レース成立。その後、2度のゼネラルリコールが続き、APHでハーバーバックとなりました。2日目は風速が3~8mの安定した風が入り3レース成立しました。 波長の長いうねりは瀬戸内海にはなく良い経験になりました。遠征ではホームポートにはない海面での経験を積むのによい機会ですが、レース後に現地の美味しいものを食べるのも遠征の楽しみでもあります。
最後に、本大会の運営を頂きました江の島ヨットクラブ様、協力・協賛頂いた各団体の皆様に御礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。/平野


2021.10.30-31

第17回坊ちゃんカップヨット大会 result A B C album

2021年10月30日~10月31日の2日間、愛媛県新居浜市のマリンパーク新居浜で開催された「第17回坊ちゃんカップヨット大会」に参加しました。 兵庫ジュニア海洋クラブからは、OP級Aクラスに巌・和也・翔伊選手の3名、OP級Bクラスから俊忠・健旭・健宇・渚・祥史・菜々子選手の6名、OP級Cクラスは陽也選手、合わせて計10名が参加。
昨年は穏やかな気候で、3~6ktの軽風と潮流によりDNFが続出するレースがありましたが、今回も無風~微風となり、スタート後にN旗が掲揚する事態となるなど、最終的には両日合わせて2レースのみの開催となりました。短時間のみ見られた4~5ktの軽風での帆走勝負となり各選手苦心していました。 特にBクラスには初遠征となる選手もおり、特有の潮流も相まってDNSとなるなど、普段ではできない貴重な経験を積んだと思います。そのような状況の中で皆落ち着いてよく頑張りました。
Aクラスでは翔伊5位・巌11位・和也17位となり、Bクラスでは祥史優勝・俊忠6位・渚14位・健旭28位・菜々子30位・健宇32位、Cクラスは陽也7位の結果でした。祥史選手おめでとう! 陽也は今回が初レースでしたが、慣れない微風に苦戦。しかし笑顔で楽しんで終える事ができた事が何よりでした。次もがんばろう!
最後に、レース運営に御尽力頂きました主催の愛媛県セーリング連盟をはじめ、B&G新居浜海洋クラブ・松山セーリングクラブ・B&G松山海洋クラブの各皆様、本当にお世話になりました。/越智


2021.10.16-17

第44回西日本オプティミスト級セーリング選手権 result A B album

新型コロナウイルス感染症によりこの大会も延期され、ようやく福岡市が緊急事態宣言から解除され、2021年10月16日(土)17日(日)の2日間の「第44回西日本オプティミスト級セーリング選手権」が福岡県福岡市ヨットハーバーにて開催されました。西日本水域のOPヨットクラブよりAクラスBクラス合わせて82名のセーラーが集まり、全日本大会の参加枠を取得すべく熱い戦いが繰り広げられ、兵庫ジュニアからは、瑠海、蒼士、心優、陵、巌、和也、稔八、太郎、絵麻、翔伊、葵、俊忠、祥史、渚の計14名が参戦しました。
1日目、お天気はあいにくの雨でした。午前はAクラスの計測があり、選手達は緊張した面持ちで計測を受け、午後からはA、B両クラスとも3レース行いました。風も安定して10kt以上ありました。Aクラスで最初の3レースは中2メンバー 瑠海、蒼士、心優、巌が123を取るなど、兵庫ジュニア大健闘しました。
2日目、Aクラスは安定した強い風で4レース行うことができました。クラブ内トップは1位2位をとった瑠海、シングルを2回とった心優、蒼士で続いて、巌が続くといった結果となりました。Bクラスは強風のためレースはありませんでした。
最終結果は1位瑠海、3位心優、4位蒼士、5位巌、10位陵、18位絵麻、20位太郎、21位翔伊、25位和也、41位葵、47位稔八となり、今大会で見事に瑠海、心優、蒼士、巌、陵、太郎、絵麻、和也、翔伊が全日本選手の出場枠を獲得しました。Bクラスでは5位祥史、8位俊忠、15位渚 となりました。
最後になりましたが、日本オプティミストディンギー協会、福岡県ヨット連盟並びに関係者の皆様、ありがとうございました。/安田


2021.8.21-22

JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニアユースセーリングチャンピオンシップ result album

2021年8月21日~22日、和歌山セーリングセンターにて「JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニアユースセーリングチャンピオンシップ」が開催されました。 兵庫ジュニアからは、Aクラス「心優・陵・蒼士・瑠海・巌・絵麻・太郎・健斗・翔伊」、Bクラス「俊忠・祥史・葵」の計12名が参加しました。 和歌山でのレースは、各艇にトラッキング機器をつけるので、陸で待機する保護者や留守番をしている家族も携帯アプリを使って、リアルタイムでレース展開が分かり、ハラハラドキドキでとても面白いです。選手たちもレース後、客観的に自身のレースを振り返って見ることができ、上位の選手がどういう走りをしたのか参考にもなるので、いい勉強になります。
Aクラスは、各地から66名もの選手が参加し、白熱したレースとなりました。 結果は、蒼士(5位)瑠海(8位)巌(9位)心優(15位)陵(25位)翔伊(27位)太郎(28位)絵麻(29位)健斗(55位)でした。
Bクラスは、2日目の強風でレース中断となりました。選手たちは、強風と荒れた海で闘ったことが分かる表情でハーバーに帰ってきたので心配になりましたが、「やり切った!」と満足そうに言い、とてもたくましかったです。大変なコンディションの中、小さな身体で本当によく頑張りました!結果は、葵(2位)、俊忠(4位)、祥史(6位)でした。葵選手おめでとう!!
遠征の多いヨット競技は、各地に友達が出来きるので、友達との再会もレースの醍醐味の一つです。海上ではライバルとして戦いますが選手たちはとても仲が良いです。コロナ禍において、レースに参加できる機会は減り、以前のように会えなくなりましたが、今回の大会のように多くのライバル兼友達と、互いにいい刺激を与えあって成長していく姿を見ると、この競技の良さを実感します。貴重な機会に感謝です。
最後に、コロナ対策を徹底し、万全の体制で大会開催にご尽力下さった和歌山の大会関係者の皆さまに御礼申し上げます。大変充実した2日間のレースをありがとうございました。/大塚


2021.7.31-8.1

2021年OP級関西選手権 result A B album

2021年OP級関西選手権が、7月31日から8月1日、兵庫県立海洋体育館において開催されました。神奈川県から沖縄県にかけて、70名もの選手に参加いただきました。
天候は一日目、二日目ともに晴天に恵まれ、風向は200~230°、風速2~4m/sと終始安定した環境でのレース展開となりました。レースは2日間で計7レース行われ、 兵庫ジュニアからはAクラス11名、Bクラスから8名が参加。 結果はAクラス(準優勝蒼士、3位瑠海、5位翔伊、8位太郎、10位心優、11位巌、22位陵、24位絵麻、28位健斗、29位和也、35位稔八)、Bクラス(優勝葵、準優勝俊忠、5位祥史、10位蘇鳳、14位渚、15位夏実、19位健旭、21位健宇)でした。 特にBクラスは2名の選手が今回初レースであり、極度の緊張な中でほぼ完走。選手にとっては今後の大きな自信につながった事と思います。
最後に、この度の開催にあたり皆様方から多方面に亘り、ご支援・ご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。/越智


2021.7.22-23

がまごおり海と風レース2021 result gold silver

2021年7月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり、愛知県蒲郡市豊田自動織機海陽ヨットハーバーで「がまごおり海と風レース2021」が開催されました。新型コロナウイルス対策を行いながらの大会となりましたが、合計114艇が参加する大きな大会になりました。B&G兵庫ジュニア海洋クラブからは、ゴールドクラスに有本心優、長谷川稔八、平野和也、藤田蒼士、堀野瑠海、安田巌、ダウスト絵麻、中澤太郎、藤田翔伊、シルバークラスに、桧垣俊忠、堀野葵の合計11名が出場しました。
がまごおり海と風レースは、1日目がプラクティスレース、2日目が本番という構成です。初日のプラクティスレースは3レース目こそ4.5ktの風が吹きましたが、真夏日の中、風速2?4.5ktと微風のレースとなりました。シルバークラスは26艇中、俊忠1位、葵4位と順調な滑り出しとなりました。しかし、ゴールドクラスは、普段はトップ集団を走る選手達も74艇のビッグフリートの中でなかなか思うようなスタートができず苦労しました。また、関東から中国、四国まで13のクラブが参加し、強豪選手も多数含まれ、さながら全日本の前哨戦といった雰囲気に緊張もありました。結果としてプラクティスレースでは上位20位に入ったのは瑠海5位、心優12位の2名だけでした。レース後のミーティングで気持ちを切り替えて、明日の本番に臨みます。 2日目は、朝からほとんど風がなく長い風待ちとなりましたが、おかげで選手達は貴重な指導時間を得ました。田中コーチから集団での走り方、特に上マーク回航について指導を受けました。階段を使ったわかりやすい指導は、この日のレースに大いに役立つことになりました。その後、保護者は暑さにやられていましたが、選手達は他のクラブの選手とドッジボールをしたり、一緒に食事をしながら談笑したり、遠征を通して仲間を増やし、長い風待ちの時間を楽しみました。午後からのスタートとなったレースは、初日より風はあったものの、1レース目、2レース目とも10艇以上がDNFとなる難しい微風レースシリーズとなりました。関東からの強い選手との競り合いや、大集団での帆走に翻弄され、不本意な順位に涙を流す選手たちもいました。コーチは選手の気持ちの切り替えに腐心しましたが、全3レースのカットなしとなり、ミスの挽回が難しい結果となりました。
最終成績は、ゴールドクラスが蒼士4位、瑠海13位、巌17位、翔伊18位、心優19位、太郎22位、絵麻35位、和也52位、稔八57位。表彰台は逃しましたが、関東の強豪選手との交流に加え、蒲郡の海と大きなフリートでのレース経験を積むことができました。一方シルバークラスの2名は、葵が優勝、俊忠が準優勝の大健闘。クラブでワンツーを飾りました。おめでとう!
最後になりましたが、海陽海洋クラブ皆様、愛知県ヨット連盟の皆様、コロナ禍と微風の大変な中、盛大な大会と楽しい経験をありがとうございました。/檜垣俊行


2021.7.17-18

2021 B&G障がい者と健常者のヨット大会・B&G OP級西日本大会 result A B C album

2021年7月17日(土)・18日(日)、大分県別府市の北浜ヨットハーバーにて「2021年 障がい者と健常者のヨット大会・B&G OP級西日本大会」が開催されました。Aクラスは心優、巌、瑠海、Bクラスに葵、俊忠、蘇凰の計6名の選手が参加しました。
初日の土曜日は早朝から雨が降り、艤装や各種セッティングを雨に打たれながら行うこととなり、また風待ちも相まってAクラスBクラス問わず、選手には難しいコンディションになりました。昼から雨脚が少し落ち着き出艇となりましたが、風向は安定せず風速も4kt程度と微風域でのレースを3レース行いました。 2日目も出艇したものの風が非常に弱く、艇速より潮流の方が速いほどでレースが成立せず、初日の結果をもって大会が終了しました。
そんな微風域のコンディションでも上位の選手は、ボートスピードを最大限に引き出す為に乗艇位置に注意し、艇を極力揺らさない、タックやジャイブではラダーの舵角に注意してヘルムを使って回頭する、潮流を考えてクローズホールドのコースは両サイドに出ない、リーチングやランニングではプロパーコースを帆走する、サイドマーク回航後にラフィングマッチをしない、などセオリー通りの丁寧な帆走ができていたと思います。 Bクラスの選手もちょっとした注意で回避できることがあり、まだまだ上手くなる要素があると感じました。微風こそセーラーとしての腕前が試されいるんだ、と考え、今後の練習に取り組んでいきましょう。
最後になりましたが、大会の開催の尽力頂いた別府ジュニアの皆さまをはじめ、関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。/脇


2021.7.17-18

チームレースクリニック in 広島 album

2021年7月17日-18日と、広島市セーリング連盟および公益財団法人広島市スポーツ協会主催による「チームレースクリニック in 広島」に、陵、稔八、和也、蒼士、絵麻、太郎、風花、健斗、翔伊で参加して来ました。速さを競う個人戦のフリートレースと異なり、チームレースはその名の通り4人ひと組のチームとなって1対1で勝負し、リーグ形式で順位が決まるゲームです。セーリングスキルとルール、そしてチームワークが大切です。
クリニックはまず、保護者も含めて全員でOP艇を艇庫から搬出し、準備することからスタートしました。艤装の仕方やセールのセッティングについて学べる機会にもなっています。高学年の選手や経験のある選手が周りに気を配り、初参加選手の質問に答える姿が見られました。 続いて、あらかじめ過去の選手権成績などを参考に決定されたチームごとに分かれ、講師陣からチームレースのコース説明や勝敗のつき方、パスバックなどの戦略についての講義のあと、海に出て実践練習となりました。即席チームということもあるのか、チーム内での声掛けがまったく無かったり戦術面でのコミュニケーションが足りていなかったり、また相手チームへのプロテストの声も少なく、小さく…。 ですが講師の方々の指導のおかげか時間が解決してくれたのか、初日を終えるころには活発で大きな声が聞こえるようになってきました。
2日目は改めてチーム替えです。初日の選手たちの技術や積極性を加味した新リーダー達による新チームでクリニックが進んでいきます。という予定でしたが朝からの激しい雷雨により、陸上で2019年の全日本チームレース選手権の映像を見ながらの座学となりました。ドローンによる映像は個々の選手の意図がよく分かり、とても勉強になりました。 午後から天候が回復し始め、各チーム1、2本ずつのレースを消化して、2日間のプログラム終了となりました。 もっと基本のセーリング技術を高める必要がある、周りをもっと見る必要があった、ルールについてもっと知っておく必要がある等々の声が選手から聞こえました。それらはチームレースのみならず、フリートレースにも当てはまる大切なことで、どうかその気持ちを忘れずにこれからの成長につなげて欲しいです。
最後になりますがこのような貴重な機会を設けてくださった主催団体、講師陣、審判団の皆さま、そしていつも私たちを温かく迎えてくださる広島セーリングスクールの皆さま、本当にありがとうございました。/長谷川暢宏


2021.7.10-11

第33回福岡ジュニアヨット選手権大会 result A B C album

2021年7月10~11日、福岡市ヨットハーバーにおいて「第33回福岡ジュニアヨット選手権大会」が開催されました。西日本の各クラブから、Aクラスは39名、Bクラスは26名、Cクラスは15名の選手がエントリーしました。 兵庫ジュニア海洋クラブからは、Aクラス、瑠海・稔八・心優・蒼士・太郎・絵麻・翔伊の7選手、Bクラス、葵・渚・祥史・蘇鳳・俊忠の5選手、Cクラス、菜々子選手が参加しました。選手達は、前回参加のレースから少し間があったので、久しぶりのレースとなりました。各クラス、風向・風速が不安定な中で、レースが行われました。
Aクラスは、瑠海選手はコース取りを的確に判断し、他艇との駆け引きも上手くさばいて、全レースで終始安定して素晴らしい走りをしました。結果、瑠海選手が総合優勝しました。おめでとうございます!コンディションが安定しない難しい状況だったので、判断の難しいレースが続きました。レース中のコース短縮やジュリーに違反を取られる、プロテストを受けるシーンもありました。全日本選手権に出場する各選手が、今後の課題や新しい気付きを得る事が出来、勉強になった大会になりました。Aクラス最終成績:瑠海(1位)、蒼士(3位)、心優(5位)、太郎(9位)、翔伊(10位)、絵麻(13位)、稔八(29位)
Bクラスは、自艇で初めてレースに臨む選手達は、気合の入った緊張感のある大会になりました。葵・俊忠の2選手は、常に安定した走りで上位を維持し、素晴らしいレースを展開しました。祥史選手は、1日目の最終レース(4R)にマストが折れるトラブルに見舞われましたが、それをものともせずに、2日目の2レースを会心のレースで終えることになりました。渚・蘇鳳の両選手は、上位に入る健闘したレースを評価し、それを超える順位を目標として頑張って欲しいです。Bクラス最終成績:葵(1位)、俊忠(3位)、祥史(4位) 、渚(10位)、蘇鳳(18位)
Cクラスは、風向、風速が不安定のために、艇を進めるのに悪戦苦闘している選手が多く、菜々子選手も、それにもれず難しいレースの連続となりました。そのような中、毎レース、怖い思いをしながら(泣きながら)完走する頑張りを見せてくれました。Cクラス最終成績:菜々子(13位) 福岡ジュニアヨット選手権大会に参加して、各選手がルールの理解を更に深めていく必要性を痛感しました。身を持って痛い思いをした経験した選手は、これを教訓に次のレースへ繋げてほしいと思います。改めてレース当日に望む体調管理や心の準備、艇や装備のメンテナンス・艤装に始まって大会が終了するまでの一連の流れの大切さを学ぶことができました。各選手が思い至る課題に向き合い、次回のレースにおいて、より成長して臨んでもらえると期待しつつ、レポートを終えたいと思います。
最後になりましたが、コロナ渦の中、感染対策を万全に期し開催していただいた、B&G福岡ジュニアヨット海洋クラブ、協力いただいた各団体、関係者の皆様に、お礼と感謝を申し上げます。/川上


2021.6.6/13/7/4

2021 クラブ活動見学&ヨット体験会 album

6/6(日)・13(日)、7/4(日)とクラブ活動の見学&ヨット体験会を行いました。
今年は感染防止を考え少人数のグループで実施しました。今回参加してくれた子供達はみんな初めてのヨット体験でした。小学2年生から5年生の子供達です。 クラブ新人選手達(昨年から今年にかけて活動を始めた子供達)も一緒に交えてのんびりと海やヨットを体験してもらいました。
子供達同士の自己紹介から始まり、ヨットの紹介・操船の講習のあと、保護者の皆様は観覧艇に、子供達はレスキューボートにまとめて乗ってもらい海へと出ていきました。 まずは沖で練習している上級クラスの選手たちの練習風景を見学に。体験の子供達も陸上では借りてきた猫のようにおとなしかったのですが、海に出た瞬間みんな本領発揮です。 レスキュー・ボートで走ると必ず子供達のテンションが上ります。一気にクラブの選手たちとも打ち解けて、(少々てこずるぐらい)ワイワイと盛り上がっていました。 みんな目をキラキラさせて、海からの景色を眺めたり、水に触れてみたり、足をボートの外に出したり(体を出そうとする子もいたのでこれは注意しました。)皆の笑顔・元気がとても印象的でした。
午後からはいよいよハーバー前の湾内で操船の体験です。一人では危険なので補助をつけて二人で乗る操船体験です。 既に勢いづいている子供達に怖いものはありません。臆病になって船に乗れなかった子供は一人もいませんでした。 私達が驚くほど、みんなとても積極的にセーリング。中には見様見真似でハイクアウトするお子さんもいらっしゃいました。 みんなとても上手で、子供達の吸収の速さに改めて感心させられました。今回は少人数だったので皆さんたっぷりとヨットに乗ってもらう事ができました。 多分子供達は存分に楽しんでくれた事と思います。
いつも思いますが楽しそうな子供達の笑顔を見ると本当にうれしくなります。私達はたくさんの方に身近にある海の事やヨットの楽しさを知って頂きたいと思っています。 スケジュールの調整をして継続的にこのような活動を続けていきたいと考えています。
クラブの活動に御興味をお持ちであればお気軽に私達にお問い合わせ下さい。
私達もとても楽しい体験会でした。参加頂いた皆様、本当にありがとうございまいた。どうかまた遊びに来て下さい。/藤田


2021.5.1-3

2021年JODAナショナルチーム合宿 album

2021年5月1日から3日の日程で愛知県蒲郡市海陽ヨットハーバーにて開催されました。 一部地域では緊急事態宣言も発令されている中での開催でしたので選手・帯同者の健康状態・感染防止対策を行い安全に実施されました。まず初めに開催に尽力を頂いた関係者皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国のクラブからナショナルチーム(NT)の内定者が集まり、兵庫ジュニアからは瑠海、蒼士の2名が参加しました。この合宿の目的・プログラムはNT選手としての心構えを学び自覚を持つ事。座学の講習、海上トレーニング(チームレースや練習レース)で競技力の向上図る事。そして合宿を通じてチームの絆を深める事です。 開会式では選手一人ずつ自己紹介をしました。個性溢れる選手達の自己紹介で皆、笑顔になりました。複数回NT合宿に参加経験のある選手達がリーダーシップを発揮してくれあっという間に選手達同士は和気あいあいとした雰囲気になっていたのがとても印象的でした。 今回アメリカの選手がお母さんと一緒に合宿に参加してくれました。全米で10位の実績のある12歳の男の子です。小柄ですがスピードも速くて、特にチームレースがとても上手で感心しました。(彼のいるチームはいつも勝ち!)艇のセッティングではガラミの結び方に違いがあるなど、日本の選手達も興味津々でよい刺激になっていました。英語を話す選手もいたのですぐに仲良くなり、陸上ではバスケットボールで楽しそうに遊んでいました。国を超えて交流が出来たのはとても良かったと思います。彼もこれから帰国後に代表選考のレースがあるそうで、みんなで海外のレースで会えるといいねと話していました。
1日目は中風だったのでチームレースの座学と海上練習を行いました。2・3日目はブリーフィングでコーチから課題をもらい、海上での練習、戻ってレビューをする形で赤旗の強風の中、練習レースを中心に行いました。たった3日間でしたがハイレベルな選手達の中での練習だったので選手達は大きくレベルアップしたと感じています。何よりも選手同士が仲良くなれた事が一番の収穫だったと思います。最終日、閉会式で各選手、ナショナルチームの認定書を受け取り合宿を終えました。とても充実した3日間でした。
最後になりましたが、合宿の運営には様々な安全管理の配慮を頂きました。そのおかげで参加者全員が体調を崩す事もなく無事に終えることが出来ました。JODAの皆様、コーチ頂いた皆様、海陽ヨットハーバー様、関係者皆様に改めて厚く御礼を申し上げます。/藤田


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