ジュニア,ヨット,セーリング

B&G兵庫ジュニア海洋クラブ

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2020 活動レポート

2021.3.20-21

2021年第34回和歌山コールドカップ result album

2021年3月20日~21日、和歌山セーリングセンターにおいて「第34回 和歌山コールドカップ」 が開催されました。兵庫ジュニアからは、Aクラスで稔八・和也・太郎・絵麻・健斗の5選手が、風花・俊忠・祥史の3選手がBクラスで参加しました。 1日目は計3レースが行われ、微風・無風・強風と各レース全く違う条件下での開催となりました。 3レース目直前から、前線通過に伴う春の嵐に見舞われ、2日目は終日台風並みの暴風雨となり、1日目の結果で順位が決定することとなりました。
Aクラスの結果は、太郎(優勝)、和也(3位)、絵麻(13位)、稔八(14位)、健斗(15位)となりました。皆よくがんばりました! 太郎は、大きな期待を受け少し緊張していたようですが、風の振れにも対応でき、安定したレース展開で2位と大きく差をつけ、堂々たる優勝でした。和也は、初のAクラスでの出場で3位入賞となり、大きな自信となりました。 おめでとう!!  稔八は3レース目に、バウが沈むことで艇が止まることとなり、順位を最下位に落とすアクシデントがありましたが、その後のリカバリー&コース取りでなんと11位でフィニッシュ。最後まで諦めず、上位に食い込んだ粘りに感動しました。絵麻・健斗も今回が初めてAでの参加でしたが、一度はシングルでフィニッシュする事ができ、今後に繋がる自信となりました。 スタートの位置取り、風の振れについて行けず、まだまだ課題はありますが、練習と経験を重ねて成長していって欲しいです。
Bクラスは 風花(優勝)、俊忠(3位)、祥史(11位)となりました。 風花は、兵庫ジュニアBクラスの中では最年長であったことで重圧もある中、フレッシュウインドウを優先し、風の振れにも対応するなど、スタート直後から経験を生かしたレース展開を見せて終始安定した順位をとり、2位と大差をつけての優勝となりました。 俊忠は、普段の練習の通りを生かして、風の強弱に関わらず冷静に対処することができており、坊ちゃんカップでのレース経験を生かして初入賞となりました。 2人ともおめでとう!! 祥史は、軽風では普段の練習通りの動きはできていましたが、前線通過直後の第3レースでの風に対してはメインシートを引ききる事ができず、悔しい思いをしました。しかし、現在の課題と目標を自覚する事ができ、本人にとって何よりの収穫となりました。 また、俊忠と祥史はU旗規則に抵触したことで、各1レースがUFDとなり、ルール順守の大切さを学ぶこととなり、両選手にとって貴重な経験となりました。
最後に、コロナ禍での安全なレース開催の為に御尽力頂いた、和歌山県セーリング連盟の皆様、B&G和歌浦海洋クラブの皆様、和歌山ジュニアヨットクラブの皆様、NPO法人和歌山セーリングクラブの皆様、本当にありがとうございました。 /大塚・越智


2021.3.18-21

2021年JODAナショナルチーム最終選考会 result album Arakawa report

2021年3月18日~21日、愛知県蒲郡市豊田自動織機海陽ヨットハーバーで開催されました。
今回の二次選考会はコロナの影響で1月に緊急事態宣言が発令された為、一時、開催自体が危ぶまれました。しかし日本オプティミストディンギー協会様、愛知県ヨット連盟様、海陽海洋クラブ様、大会関係者皆様の尽力頂いたお陰で大会開催を実現して頂きました。安全管理など難しい大会運営の中、安全に大会実施をして頂きました。 まず初めに選手たちの希望を叶えて頂いた大会関係者皆様に厚く御礼申し上げます。
兵庫ジュニアからは瑠海、巌、心優、陵、蒼士の5名(全員学年7)の選手が出場しました。 昨年12月から選手達は会場である蒲郡の海に慣れる為、選考会に出場する他クラブの選手と一緒に走ることも目的にできる限り蒲郡に通いました。たくさんのOBの方々にも指導をして頂き、練習・準備を積み重ねて来ました。次第に選手達が力をつけて、速くなっていくのを実感していました。全日本選手権の時には及びもしなかったトップの選手達と少し渡り合えるになってきていたからです。他クラブの選手達との練習レースでも横一線の展開が増えてきていたので、本番では何が起こるか分からない、皆にチャンスがあると感じていました。
そして当日を迎えました。1日目は全員がスムーズに艇の計測を終え、午後から海上練習を行い最後の艤装の調整と体慣らしをしました。 中澤コーチの指導の元、選手達は明日からの気持ちを整理しました。
2日目いよいよレースが始まりました。レースタイム50分予定の集中力の必要なコースです。天候は晴れ。今まであまり経験のない南寄りの少し強弱のある風でした。1R目は205°8ktの風で12:00のスタート。蒼士がいきなりトップで1マークを駆け上がって来ました。そのままトップでフィニッシュ。少しずつ右へ回っていくような風とうまくブローが入った為、右サイドに展開したグループが有利な形になりました。2R目は225°11ktの風でオールクリアスタート。全員が横一線で並ぶ選考会ならではの壮観なスタート、混戦を制し、瑠海が3位、蒼士4位、巌11位でフィニッシュ。3R目は2回のゼネリコのあとスタートしましたが、風が落ちてしまいノーレースとなりました。2R終了時点で暫定順位は蒼士2位、瑠海7位、巌16位、心優26位、陵37位で終了しました。2レース共、トップ艇から最終艇まで5分程の接戦のレースでした。


3日目は4レースが実施。天候は晴れ、10knot程の東寄りの少し振れのある風でした。この日も時間とともに南へ少しずつ回っていく傾向がありました。全日本上位だった選手達が実力を発揮してきて上位に上がってきました。その中でも瑠海は6位-8位-6位-3位と安定して素晴らしい成績。6R目はスタートの時、他艇と接触が有り2回転、大きく出遅れたのに3位まで挽回した走りは感動しました。心優は21位-5位-20位-8位と2回もシングルに入り大きくジャンプアップしてきました。調子を上げてきています。彼女のひたむきな走りにはいつも感動します。陵は18位-22位-37位-9位と念願のシングルを取りました。大会前に足を捻挫して足を引きずる状態だったのでとても心配していました。彼の静かな闘志で痛みに耐えてここまで走ってきました。このシングルは大きな自信に繋がったと話してくれました。巌は40位-28位-39位-34位。少し苦戦していますがガッツのある選手なので気持ちを切り替えて明日に繋げます。蒼士は22位-29位-31位-19位。裏目の展開とミスで2ndビブスを失いました。明日の挽回に期待します。全員が僅差の二次選では紙一重の差です。トップ-最終艇のタイム差が4Rは僅か2分26秒、5Rは4分58秒、6Rは3分15秒しかない接戦です。6R目までの暫定順位は瑠海3位、蒼士14位、心優17位、陵28位、巌37位となりました。
最終日。たくさんの方々が応援に来て下さいました。中澤コーチからのアドバイス「最後まで絶対に諦めない」を胸に選手たちは出艇していきました。瑠海は3rdビブスを着用。天候は雨、低気圧接近で大荒れの天候。V旗が掲揚される中7R目が10:20に15kt前後の風でオールクリアスタート。瑠海、心優は左海面に展開、巌・陵・蒼士は右海面へ展開してスタートしていったのが見えました。良い風のなか全員が抜群のスピードで上っていました。1マーク中段では巌・蒼士・陵がトップ目で走っているのが見えました。ここから状況が一変しました。突然20ktを超える重たいブローが吹き込み、波も急に高くなりました。私の風速計で最大13~14m/sの風になっていました。私自身もこんなに強い風でのレースは初めての経験でした。こんな中でレースしている選手達は本当にすごいと思いました。けれど風が強すぎてうまく走れなくなったり、浸水で止まってしまったり、かなりの選手達が苦戦を強いられる状況になりました。そのような中で巌が1マークを4位で通過! 果敢に上ってきた姿には成長を感じ、感動しました。やはり技術と体格を持つ選手達が実力を発揮したレースでした。素晴らしかったのは中澤コーチの言葉通り、全員が最後まで諦めませんでした。苦労しながらもフィニッシュまで戻ってきた選手、目の前のフィニッシュラインを目指して懸命に走る選手、涙が出そうになりました。本当に素晴らしかったです。この後一旦ハーバーに戻り天候の回復を待ちましたが結局この7Rで最後となりました。
最終成績は瑠海3位、蒼士16位、心優21位、陵33位、巌39位となりました。瑠海は6/30~7/10イタリアでの世界選手権、蒼士は11/6~11/13タイでのアジア・オセアニア選手権の日本代表の内定を受けました。 5人の選手は全員全力を尽くして戦いました。全日本の時より確実に強くなり、十分に実力がある事も証明されました。これからも今回得た経験をバネにして新しい目標に向かって挑戦してくれることを願っています。本当に素晴らしい選手達です。 瑠海くん・蒼士くん おめでとうございます。とうとう世界で戦う切符を手にしました。君達は今まで一緒に努力してきた仲間やサポートしてきてくれた皆様・御両親、クラブの皆さんの思いを受け止めて、日本代表としてみんなの手本となるよう、新たな目標に向かって頑張って下さい。世界の海でも思いっきり活躍してくれることを願っています。
最後にこの場をお借りして、選手の御指導頂いた皆様、練習に御協力頂いた海陽海洋クラブの皆様、長谷川理事長はじめ御協力頂いたクラブの皆様、そして選手たちの御両親の皆様へ厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。/藤田大輔


2020.11.20-23

第52回全日本オプティミスト級セーリング選手権大会 result album

2020年11月20日~23日に江ノ島ヨットハーバーにおいて「第52回全日本オプティミストセーリング選手権大会」が開催されました。兵庫ジュニアからは祐輔、瑠海、巌、陵、心優、蒼士、太郎の7名で参加しました。
初日は計測からのスタート。アップバック、センターボードのシリアルナンバー、ハルの重量などで少し問題がありましたが、無事に計測をパスしました。計測後、南の風7~8ブロー11m程の中レースの予定で出艇。防波堤をこえると風、波、うねりが強くうねりの高さは6,7m程あり、本部船にたどり着かない選手も多く、APHでハーバーバックする際も凄いスピードでした。選手たちもサポート側も貴重な体験になりました。
2日目 全日本の大舞台で、選手たちは緊張し顔も体もかたくなっていました。風向30°風速8mブロー10m。昨日とは逆の北風ですが、うねりも少し残り冬の風でブローも重い中、天気も良くなり富士山が見える中、4レースが成立しました。
3日目 北の風3mで出艇しましたが、風が止まりAPHでハーバーバック。その後微風の中スタートしましたが、風が振れノーレース。少し風が上がり200°5~8mで2レース成立しました。この2日間、思う様ないい結果も出せず、目標のシングルの壁は厚く、中々上位を取ることができませんでした。
4日目 北の風30°~45°風速5~7mブロー10mの中4レースが成立。最終レースで気持ちが入りすぎたのかUFDの選手が多く、最終結果に大きくひびく事となり、順位落とす選手多くいました。点数加算されることは絶対に避けること、そのミスが勝敗を分けてしまうことになると思いました。2月に蒲郡で開催される二次選考会へは、瑠海、心優、蒼士、巌の4名が進出しました。強風、うねりの中でまだまだ課題が見つかり、二次選考会までにクリヤー出来るように練習し、NTになれるように皆頑張ろう。
全日本選手権大会を運営して頂いた江ノ島ヨットクラブジュニアの皆さま、JODAの皆さま、本当にありがとうございました。/有本


2020.11.1

第1回 Bocci Cup result album

11/1(日)神奈川県江の島ヨットハーバーで、第1回Bocci Cupが開催されました。Aクラスエントリー62艇・Bクラスエントリー12艇。兵庫ジュニアからはAクラス祐輔、心優、陵、太郎、瑠海の5名がエントリーしました。 前日10/31(土)は同海面で合同練習を行い、地形や波風、潮の流れをチェックし本番に備えて調整しました。
11/1(日)レース当日は、体温検査は勿論、2週間前からの健康チェックを提出するなど厳戒態勢の中始まりました。第1レースは11:05スタート、80°4~6ktでした。 スタート直後に風が2~3ktに落ちて微風レースに展開しました。レース結果は、瑠海15位、太郎20位、陵25位、心優32位、祐輔BFDでした。 1レースフィニッシュ後無風状態となり、海上で風待ちになりました。約1時間半、風待ちをして第2レースは14:12にスタートしました。140°7kt午前よりも風は更に南方に振れ、この時期の江の島としては稀な風でした。 風は次第に落ち2~3kt になりました。時間的にこれが最終レース、微風の中まるで神経衰弱の様なレースが展開されました。そんな中、3マーク回航後のクローズホールドで湘南ジュニアの早川くんと兵庫ジュニア の瑠海がトップ争いをしている場面が見られました。何度もミートしてやり合った結果、トップは湘南ジュニアの早川くん。本当にぎりぎり! 悔しい!やっぱり東の軍勢は強かったです。2レース結果は、瑠海2位、太郎20位、心優26位、祐輔30位、陵38位。 総合結果は、瑠海6位、太郎21位、心優26位、陵33位、祐輔48位でした。選手たち、本当によく頑張りました。 今回のレースは風に恵まれず2レースしか出来ませんでしたが、これがヨットレース。次のレースがあると思えば大間違い、これが最後のレースだと思って臨むべし! 間もなく開催される、第52回OP級全日本選手権大会に向けて準備は出来たのでしょうか。それぞれが課題を抱えて帰宅しました。
最後に、今回のレースをサポートして下さった父兄の方々ありがとうございました。コロナ禍において万全な対策でレース運営をして下さった日本セーリング連盟、 江の島ジュニアクラブの皆さまありがとうございました。/堀野博紀


2020.10.31-11.1

第16回坊っちゃんカップヨット大会 result A B C album

2020年10月31日(土)、11月1日(日)の2日間にわたり、愛媛県のマリンパーク新居浜にて「第16回坊っちゃんカップヨット大会」が開催されました。 今回は、新型コロナウイルス対策を行いながらの大会になりました。B&G兵庫ジュニア海洋クラブからは、 Aクラスに安田巌、長谷川稔八、藤田蒼士、藤田翔伊、Bクラスに大塚健斗、荒井風花、川上渚、越智祥史、ダウスト絵麻、桧垣俊忠、 Cクラスに脇蘇鳳、久保田夏実、桧垣菜々子の合計13名が出場しました。
A、Bクラスは、一日目4レース(風速2?4kt)、二日目2レースの合計6レースが行われました。 全体として微風で潮の流れの強い中、2日目は第1レース(風速6kt)の後風がなくなり、長時間の風待ちの後なんとか第2レース(風速4kt)を行い終了となりました。


Aクラス:スタートでの位置取りやタイミングが鍵になり、うまくフレッシュをとって上マークまで伸ばす事の出来た選手が上位に来る結果になりました。我慢を強いられる中、集中力を切らさず頭を使ったセーリングはとても勉強になる見応えのあるレースでした。巌は学校の都合で遅れて参加、3レースだけの出場。5R目勢い余ってUFDとなりましたが、最終レースでは微風で皆が苦しむ中、集中して5位でフィニッシュ。尻上がりに調子を上げ終始落ち着いて走っていたのが印象的でした。蒼士は初日トップで折り返すも二日目崩してしまい残念な結果に。失敗の分析と切り替えに課題が残りました。稔八はレース中の集中力がとても良かったです。最後まで走り切る姿勢はとてもすばらしかったです。次はスピードアップが課題だと思いました。翔伊は小さいながらよく頑張っていました。集中力はあるので、今後の成長に期待しています。 最終成績は蒼士6位、翔伊15位、巌30位、稔八34位となりました。
Bクラス:健斗、風花、絵麻の3人は、少ない風を確実に捉えてほとんどのレースで上位を争いました。特に絵麻は初日第1?第3レースで1位と圧倒的な集中力と強さでした。第4レースは、風花、絵麻、健斗の順で兵庫ジュニアが1、2、3フィニッシュを取りました。残る3人は、渚と祥史がBクラス初参加、俊忠はレース自体初参加であることに加えて、初めて経験する強い潮の流れに苦しみました。特に2日目の朝は、にわか雨、ブロウ、荒れた海面と小学3年、4年の3人にとっては厳しい環境でしたが、よくがんばりました。良い経験になったと思います。最終成績は、絵麻がダントツ(6レースで6点!)で優勝を飾り、健斗が準優勝、風花が3位と、兵庫ジュニアが表彰台を独占しました!(表彰時にはどよめきが起きました。)おめでとう!祥史、渚、俊忠は、29艇参加でそれぞれ19位、20位、22位となりました。
Cクラス:Cクラスは入江状になった波のない海面で、砂浜からお父さんお母さんが船を押し出す形で数十メートル先のマークを回ってくる、3艇ごとのレースでした。2日間で、各人が10レースに出場しました。蘇鳳、夏実、菜々子ともレース初参加です。夏実は入部2ヶ月余りにもかかわらず10レース中4レースで1位を取りました。菜々子はレース途中で帰って来られなくなって2日間とも大泣きしましたが、がんばって全レースに出場しました。そして蘇鳳は、選手代表となって元気よく挨拶しました。
以上、今回の遠征は、Bクラス表彰台独占、そして多くの選手がレースデビュー、クラスデビュー、遠征デビューと、忘れられない大会になりました。 最後になりましたが、B&G新居浜海洋クラブ・松山セーリングクラブ・B&G松山海洋クラブの皆様、楽しい大会と良い経験をありがとうございました。/藤田大輔・檜垣俊行


2020.10.18

令和2年広島市シングルハンド選手権 result A B album

10月17日は広島セーリングスクール様による合同練習会が行われました。
兵庫ジュニアからはAクラスに稔八、Bクラスに健斗、風花、絵麻の4名で参加させて頂きました。特にBクラスの3名は初めての他クラブでの練習参加とあり、とても楽しみにしていたようで、タイムスケジュール等、声をかけあい、Aクラスの稔八がしっかりフォローをしてくれました。ミーティングでも其々が真剣に聞き入っており積極的な様子が印象的でした。海面では普段と違う練習に刺激を受けたようで、練習後のミーティングが終わってからも意見を交わして次の日のレースに弾みをつけました。/荒井

10月18日は広島シングルハンド選手権にAクラスに祐輔、巌、稔八の3名、 Bクラスに絵麻、風花、健斗の3名が参加しました。 午前中は北の風2~4m/sでAB共に1レース行なわれました。 Aクラスの午前はレース途中に無風状態となり、18人中5人がDNFとなる結果の中、祐輔が3位に入り幸先良い結果になるかと思われました。 Bクラスは午前のレース後ランチタイム休憩で陸に上がり、Aクラスは沖弁を取りながらの海上待機となりました。 午後は南の風になり3~5m/sで3レースが行われました。 Bでは絵麻、風花、健斗の3人が終始トップ3を争うレース展開となり、スタートから落ち着いた走りをしていた絵麻が優勝しました。
結果はAクラス祐輔11位、巌12位、稔八18位、 Bクラス絵麻1位、健斗2位、風花4位でした。 祐輔と巌は、全日本への課題を持ち帰る結果となりましたが、今回を糧にさらに頑張って欲しいと願っています。 稔八はAクラスに上がって2回目のレースでしたが徐々にAのレースに慣れてきたように感じました。今後上位を目指してほしいです。 陸で応援していた母たちや、海上サポートしている保護者にとってとても楽しいレースでした。
最後に、今回のレースをサポートして下さった江田さん、土曜日から練習に参加させてくださった広島県連と広島ジュニアセーリングスクールの皆さまにはお世話になりました。 楽しいレース運営ありがとうございました。/中田


2020.10.17-18

第34回小沢吉太郎記念少年少女ヨットレ-ス大会 result A B album

2020年10月17~18日の2日間の日程で第34回小沢吉太郎記念少年少女ヨットレース大会(神奈川県江の島ヨットハーバー)が開催されました。 江の島ヨットハーバーは今年の全日本選手権の開催予定地ということもあり、エントリ―は全国からAクラス74名、Bクラス23名の規模の大きな大会となりました。兵庫ジュニアからはAクラスのエントリーで 堀野瑠海、有本心優(10/18のみ参加)、藤田蒼士、藤田翔伊の4選手が参加しました。全日本に向けて海面の下見と経験を積む事を目的に参加しました。
コースは全日本さながらの1レース60分程度のロングコースが設定され、参加選手達のレベルも高くてとても勉強になる充実したレースとなりました。 1日目のコンディションは非常に厳しく、日中でも気温12~15℃の雨で北風の6~8m/s。レスキュー艇の親たちも非常につらい状況でした。関東勢の強いトップの選手達の中で、1R目瑠海が5位、蒼士も11位と上々のすべりだし。翔伊は出艇自体をD旗掲揚直前まで悩みましたがセッティングを出来るだけパワーダウンさせて「頑張れ」と送り出しました。厳しいコンディションの中、3選手とも集中力を切らさず3レースを走り切りました。 2日目は雨も上がり、気温も20度弱。風は北の5~7m/s。昨日とはうって変わって絶好のコンディション。富士山が一日中見えていました。朝から3レースが行われました。心優も加わり、4選手とも良く頑張りました。各選手が安定した順位で走れていた事がとてもよかったと思います。
最終順位は、瑠海10位、蒼士20位、翔伊48位、心優50位(1日のみの参加)の結果になりました。 今回選手達はとても良い経験をしたと思います。ある程度走る事が出来たという自信を持てた事。反面、おのおのがとても悔しい思いをしたと感じています。
全日本までに残された時間は少ないですが、今回見つけた課題を克服すために高い目標をもって今日からの練習に取り組んで欲しいと願っています。私たち親もサポートをしていこうと思います。
コロナ渦の中、大会の開催に尽力・難しい運営を頂いた江の島ヨットクラブ様、協力・協賛頂いた各団体の皆様に御礼と感謝を申し上げます。またひとつ思い出に残る大会になりました。本当にありがとうございます。/藤田大輔


2020.10.4/10.11

2020体験会 ―芦屋の海で子どもたちのヨット体験会― album

2020年10月4日(日)と10月11日(日)に兵庫県立海洋体育館で、始めての子供たちを対象にヨットの体験会を行いました。 公益財団法人日本セーリング連盟の主催で文部科学省「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一環として行われました。 コロナ禍の中で屋外活動を制限されている子供たちにヨットを通じて海の自然環境を体験してもらい、新しい発見やリフレッシュしてもらう事を目的に開催しました。
台風14号の接近で天候が心配されましたが、日頃の皆さんの行いが良いせいで、両日とも初めてのヨット体験には最高のコンディションで体験してもらう事ができました。 コロナ感染防止対策も十分に注意し、開催時間の短縮するなど例年のクラブ体験会とは少し異なる内容で海上の体験をメインに、できるだけ長い時間ヨットに乗ってもらえるようにスケジュールを工夫して行いました。 小学校中~高学年の子供たちを中心に参加して頂き、初めはおとなしかった子供たちも、次第にとても元気にワイワイと活気のある体験会になりました。 私達には当たり前の海での活動も、子供たちにはとても新鮮で刺激があったようで、元気に話しかけてくれたり、子供たちの笑顔を見ると逆に元気をもらいました。
ヨットの体験はコーチの指導のもと、陸上で基本姿勢・タックの動作を学び、海上で補助を受けながら、アビーム・タックの操船体験をしました。 参加の子供たち、みんながとても飲み込みが早くて、後半はほぼ一人で操船して走れるようになっていました。みんなとても上手でコーチも驚かれていました。 クラブの選手OP艇に参加の子供たちが一緒に乗る機会があったのですが、今までピヨピヨ(初心者)だった選手達が立派にエスコートしている姿には感動しました。クラブの選手の成長も感じる事ができたとてもよい体験でした。
最後にこの体験会の開催に当たり、御支援・御協力頂いた日本セーリング連盟様、実施の準備や体験会でお手伝い頂いた皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。皆様本当にありがとうございました。/藤田大輔


2020.9.20-22

第43回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会 result A B album

2020年9月20日(日)~22日(火)に福岡市立ヨットハーバー(小戸ヨットハーバー)にて「第43回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会」が開催されました。本大会での成績上位者には11月に開催される全日本選手権大会の出場枠を得ることができるレースになります。Aクラス61艇、Bクラス23艇が出走しました。兵庫ジュニアからはAクラス9名、Bクラス5名の選手が参加しました。
2日間でAクラス6レース、Bクラス5レースが行われました。結果は、Aクラス、1位/蒼士、3位/瑠海、8位/祐輔、11位/巌、12位/心優、28位/太郎、30位/陵、42位/翔伊、52位/稔八。Bクラス、1位/健斗、3位/絵麻、4位/和也、5位/風花、9位/葵。風速10kt-15ktでよい風に恵まれたレースでした。
Bクラスには 支援艇に対する救助活動の要請である「数字旗 8」が掲揚されていましたが、選手達はがんばって帆走っていました。Aクラスのスタートでは2度のゼネラルリコールとなり選手達の熱気が伝わってきました。選手それぞれ課題はあったと思いますが、次の目標に向けて練習に取り組んでもらいたいと思います。
大会会場やレース進行は、新型コロナウイルス感染リスクを回避するため様々な対策がされていました。本大会の運営を頂きました日本オプティミストディンギー協会の皆様、福岡県セーリング連盟の皆様、B&G福岡ジュニアヨット海洋クラブの皆様、ありがとうございました。/平野


2020.8.30

2020 B&G兵庫ジュニア サマーレガッタ result A・B C Oya album

8月30日晴天、風速2~3m, 風向200~230°上マークまで距離300m 10:25クラス旗が上がるとAクラスの選手に混ざって新Bクラスの選手(昨年夏季に入会)も果敢にスタートラインへ。上ってきてラインを流しています。本部船の上まで上って海面をチェックするAクラスの選手、本部船に近づきすぎて波の動きでガンネルを軽く擦りそうな選手、風下からプロテストの声も聞こえました。 ゼネラルリコール後、スタートラインの中央が三日月型に凹みながら10:38第1レースがスタートしました。本部船有利と判断したAクラスと共にほとんどの艇がタックして右海面へ行きました。 7分後トップ艇が上マーク回航、超微風の中、秒速71.4cmで進むのですから速いなあ上手だなあと感じました。左海面へ行った艇、上り過ぎてスピードのない艇もありました。 10:58有本心優選手がトップフィニッシュ、ガンネルではなく中に座って、前後バランスも良く、フィニッシュのホーンが鳴るまで艇速のある集中した走りでした。
第2レース 更に微風の中、Aクラスの選手はディスカードが無いと判断したのかリコールを気にしてスタートラインまでピタリと揃わないままスタート。第1レースで手応えを感じたのか本部船側にこだわり過ぎたか2列目スタートをした選手がいました。 新Bクラスの選手の中には自信をつけたのか右海面にこだわらずスターボードタックのまま2分強しっかりクローズホールドを走るのが3艇見えました。 微風でもタイムリミットにかかる艇がなかったので、新Bクラス4名は沖での練習の成果を感じました。(8/2と8/16沖の赤灯台まで長いクローズホールドの練習したのが良かったのだと気付きました)
スタート後、『海の事故ゼロ運動講習』終えたCクラスレース委員長江田さんが久保田さん親子(新入会)を連れて沖まで見学にきました。(私自身はCクラス入会後11月に全日本インカレを見学するまで沖に行った事がなかったので、早い段階で沖の見学が出来たら苦手意識が生まれずに良いのでは?と思いました)


昼休み後 Cクラスと親クラスのレースがありました。 Cクラス1位:久保田なつみ選手、2位:中澤茉子,はなペアは、美しいタックで会場をわかせました。 親レースは非常にエキサイティングで、スタート時に艇を押して自分が落水する人、Oppiで華麗な沈を決める人もいました。
第3レース午後3時、少し風が出てきて選手が生き生きとスタートラインに集まりました。スタート数分後、有本心優選手との間に2艇挟んで蔭山陵選手のクローズホールドせめぎ合いがありました。タックした時には有本選手が高い位置をキープしていましたので、それが結果に繋がったと思います。
いつも練習後のミーティングで中澤さんが「下得か?上得か?」 「今日の練習で出来たことは?出来なかったことは?ノートに書きなさい」と言っています。レース後の取材で「フィニッシュラインの最短距離を意識した」「アビームの走り方に課題が残った」と答えてくれた選手がいます。自分で課題に取り組む堅実な姿が印象に残りました。皆さんの西日本大会の入賞をお祈りします。 (15:18積乱雲と雷鳴の為ハーバーバック)
レース成績 Aクラス優勝 有本心優、2位藤田蒼士、3位堀野瑠海、Bクラス優勝 ダウスト絵麻、2位荒井風花、3位堀野葵、Cクラス優勝 久保田なつみ、2位:中澤茉子,はな 表彰式後の講評で、プロテスト委員長梅野さんより、スタートライン上でブームを押しながらスカーリングの様な動きをしてはいけない、マークタッチ解消はしっかりする様に注意がありました。 選手は忘れないようにして下さい。/脇美可


2020.8.1-2

2020年度JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニア・ユースセーリングチャンピオンシップ result album

2020年8月1日(土)~2日(日)にナショナルトレーニングセンター(和歌山セーリングセンター)にて2020年度JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニアユースセーリングチャンピオンシップが開催されました。レース自体は西日本を中心に関東からも選手が参加し、Aクラス63名、Bクラス14名、レーザー4.7級12名、テクノ4名の大きな大会となりました。兵庫ジュニアからはAクラス7名、Bクラス5名の選手が出場しました。
大会初日、300°を軸に8~10ktの安定した風の中、OP級A、Bクラス、レーザー4.7級、テクノは同じ海面で順番にスタートして3レースが行われました。2日目、風軸250~255° 4~9ktで4レースが行われ、2日間で合計7レースが行なわれました。
結果は、Aクラス10位心優、16位蒼士、17位瑠海、22位優咲、35位祐輔、37位巌、41位陵。今回の大会では、関東の選手の層の厚さに驚かされました。その中で、心優は第6レース2位を取り、今後の自信に繋がったと思います。 Bクラスでは、準備信号にU旗の掲揚があり失敗した選手がでましたが、気持ちを切り替えて2日間走りきる事ができました。翔伊は2日目全レーストップで決め優勝、風花が3位で入賞し表彰され、4位絵麻、5位健斗、7位稔八の結果となりました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、次々とレースが中止・延期となる中、感染防止対策を徹底し、本大会を運営いただきました和歌山セーリング連盟・和歌山セーリングクラブならびに関係者の皆様、本当にありがとうございました。選手のモチベーションを再び高めることができ、無事にレースを終えることができたことに感謝いたします。/M.Doust


2020.6.27-28

2020チームレースクリニック広島 album

2020年6月27日,28日広島観音マリーナにてチームレースクリニックが開催されました。コロナ禍が少し落ち着き久々の遠征クリニック。祐輔,瑠海、巌、心優、陵、稔八、太郎、蒼士、翔伊の9名で参加してきました。初日雨の中、全ての艇の艤装からのスタート。全てのシートを選手、保護者で艤装、セッティングを行い良い勉強になりました。
開会式後はチームレースの基礎を受講しました。得点計算、マークトラップ、パスバック、上下、17条など細かい説明がありました。受講後チームごとに振り分けられ出艇。 マークトラップの実戦練習が始まり、回数を重ねていくと皆上達していました。 2日目チームごとに振り分けられ実戦レースがスタート。レース数を重ねるごとに声も出始め、しっかり作戦を考え実行していました。“プロテスト“の声も多くなりしっかり権利を主張していました。そしてチームの勝敗を楽しんでいました。この2日間でチームレースの知識、ハンドリング技術を習得できたと思います。
2日間にわたり主催、ご指導頂きました広島セーリング連盟および日本セーリング連盟の皆様、広島セーリングスクールの皆様本当にありがとうございました。/有本


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